概要
センター長挨拶

東北大学大学院工学研究科 創造工学センター
センター長
教授青木 秀之

本学の創造工学センター(Innovation Plaza)は、工学の基本となる基礎実験と演習の体験を通じて、創造性豊かな学生を育成するため、平成13年度に設置されました。大学1年生を対象とした創造工学研修や、学生・教職員が基本的実験技術・技能を習得するための教育、さらには地域社会への科学・工学に関する情報発信や小・中・高校生向けの自然科学教育などに利用されております。

本センター設立の契機は、平成8年度に工学部でスタートした創造工学研修です。これは、希望を抱いて工学部に入学してきた新入生に、ものづくりの面白さを体験してもらうべく、週1回、教員や技術職員の助言・指導の下、行っている研修科目です。そこでは、答えが準備されていない課題について自ら問題を発掘し、その解決を図ることに主眼をおき、着想力や創造力を開花させるために必要となる多くの経験が修得できます。また、研修指導教員との対話を通じて、研究者の歩みや発想、人柄に身近に触れることにより、学問の素晴らしさ、心の豊かさと知的創造性を育むことができます。 平成29年度は120テーマに対して、工学部1年生の約9割の学生が受講する人気の高い科目となっています。

創造工学センターには、機械加工室、材料調整室、材料実験室、情報処理室、デジタル造形室、デジタル設計室、多目的室(大)(小)があり、いろいろな分野の研究、実験ができるようにしてあります。また、設備機器としては、測定装置、加工装置、実験装置、デジタル造型装置を様々取り揃えており、また、パソコン・プリンター、テレビ会議システムも利用することができます。
これらの設備機器を安全にご利用いただく為に、安全講習および各種講習会を開催しており、実験を行う際の心構えや注意事項を身につけ、具体的なものづくりや実験を通して、機器の取り扱いを習得することができます。

また、本センターでは、自然科学に興味を持ち、科学する心を養うため、小学生を対象とした夏休みおよび秋休みの「子ども科学キャンパス」を実施しております。加えて平成29年度からは、創造工学センターと東北大学カタールサイエンスキャンパスが一体的な運営組織として新たに統合することになりました。施設・設備・活動プログラムについて、これまで以上に充実したセンター環境の整備を目指し、皆様のより活発な創造工学センターの利用を促進していきたいと考えています。

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